8月19日（火）教養教育センターの宮口和義教授は、能登半島地震による液状化で住宅被害が相次いだかほく市大崎地区で活動する少年剣士（大崎剣道教室）に、アスリート用に開発した草履サンダル「武王」（ラッキーベル社製）を届けました。大崎剣道教室は昭和43年に設立された名門で、これまで全国大会で活躍する多くの剣士を輩出してきました。現在も練習場所である宇ノ気南部体育館は被災の傷みが残り、周囲の家屋も当時のまま手つかずの状況にあります。そうした環境のなか、懸命に稽古に励む少年剣士を支援するため、姿勢改善や足趾把持力向上による打ち込みの速さ改善が期待できる「武王」を寄贈しました。子どもたちは「いつものサンダルより足指に力が入る」「カッコいい」と喜び、早速はいて感触を確かめていました。あわせて踏み込み反応時間や跳躍力、足圧分布などの測定も行いました。半年後にはその効果を検証する予定です。
寄贈した草履サンダルを持っての記念撮影
踏み込み反応時間測定の様子
立ち幅跳び測定の様子